ガンプラには「FULL MECHANICS(フルメカニクス)」というキットがあり、鉄血のオルフェンズのキットと同時期に発売された比較的新しいラインナップです。
この記事ではフルメカニクスはMGとどう違うのか?どんなキットが発売されているのかを紹介していきます。
おすすめキットも紹介していくので、最新のキットを組んだことが無い方は要チェックです。
ガンプラをまだ作ったことが無い方へ向けた記事も用意しているので、そちらも合わせてチェックしてみましょう。
フルメカニクスとMGの違いは「組みやすさ」「高密度ディテール」
- スケールはMGと同じ1/100
- 組みやすさはHGシリーズ並、ディテールはMG並
- 特定の作品の機体しかラインナップされていない
「FULL MECHANICS(フルメカニクス)」 はMGと同じ1/100スケールですが、違いは「作りやすさ」と「ディテール」です。
内部フレームなどが無いのでHGと同じ感覚で作成でき、MGよりもディテールにこだわっているため、更に細かく描写されています。
同1/100スケールで展開されているRE/100をくわえて比較すると以下のような違いがあります。
スケール | 色分け | 可動範囲 | 価格帯 | ラインナップ数 |
MG | 約3,000~10,000円 | 約400種類 (マイナーチェンジ含め) | ||
RE/100 | 約4,000~9,000円 | 約30種類 (マイナーチェンジ含め) | ||
フルメカニクス | 約4,000~7,000円 | 約10種類 |
マイナーな機体をラインナップしている『RE/100』と似ていますが、色分けと可動範囲に関してはフルメカニクスが上です。
ただし価格帯はフルメカニクスの平均価格が4,500円なのに対し、RE/100は3,850円と少しだけ安めになっています。
鉄血のオルフェンズ1/100キットもフルメカニクスとしてリリースされた
「フルメカニクス」はもともと『鉄血のオルフェンズ』の中でも人気のあるキットをリリースする企画でした。
しかし数種類しかリリースされず、鉄血版のフルメカニクスは2017年を最後にラインナップは途絶えています。
その「フルメカニクス」という名前を継ぎ、同スケール・同規格で売り出しているのが現行のフルメカニクスというわけです。
「フルメカニクス」 ガンプラのラインナップ一覧(限定商品含む)
販売方式 | MS名 | 発売日 |
---|---|---|
一般販売 | カラミティ | 2021年6月 |
ガンダムベース | フリーダム VerGCP(中国立体像版) | 2021年9月 |
プレバン限定 | エールカラミティ | 2022年4月 |
一般販売 | レイダー | 2022年5月 |
ラインナップ一覧を見ての通り、今のところ『ガンダムSEED』に登場したMSのみをキット化しています。
旧フルメカニクスも鉄血のオルフェンズのみリリースしていたので、ラインナップは2シリーズだけとなっています。
鉄血のオルフェンズも数種類しかラインナップされていないので、合計でも10体ほどしか発売されていません。
フルメカニクスのおすすめキット一覧(旧フルメカニクス含む)
この項目ではフルメカニクスでラインナップされているおすすめガンプラを紹介していきます。
新しいシリーズなのでラインナップは少なめですが、そのぶんディテールと色分けは優れているので、一度フルメカニクスを体験してみてください。
【予約受付中!】フルメカニクス レイダーガンダム
おすすめポイント!
- 2022年5月発売の最新キット
- 変形も特殊な内部フレームで再現可能
- カラミティをレイダーの上に乗せて劇中の再現ができる
フルメカニクス カラミティガンダム
おすすめポイント!
- リニューアル版フルメカニクスの第1弾としてリリース
- ディテールの多さと色分け再現がハイクオリティ
- 内部フレームは無いものの引き出し関節採用で可動もバッチリ
旧フルメカニクス ガンダムバエル
おすすめポイント!
- ガンダムバエル唯一の1/100キット
- 鉄血の旧フルメカニクスは作中の『ガンダム・フレーム』が再現
- 色分け再現が良く、肩のエンブレムや二の腕のマークはパーツで再現している
ガンプラの「フルメカニクス」についてのまとめ
- 鉄血のオルフェンズからリニューアルされたシリーズ
- 同じ1/100でリリースされているキットよりディテールが凄い
- ラインナップの数は少なめ
「FULL MECHANICS(フルメカニクス)」はMGと同じ1/100ですが、違いはフレームを排除した組みやすさと高密度のディテールにあります。
組みやすさのおかげでお手軽に1/100キットを手に入れられるので、ガンプラ初心者にもおすすめできるキットです。
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